「歌えない」のでは無く「歌わない」

「国歌を歌えない国民」
http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20111203/1322947287

>ネパール人は自国の国歌をメモを見ながらしか歌えず、ヴェトナム人とマレーシア人は忘れていたよ(ヴェトナム人は途中で思い出した)。
この文を見る限り、歌を知らない事は事実でも別に歌う事に抵抗しているようには見えない。別に歌を覚える事=愛国心ではない。メモを見ながらでも国歌を歌っているのであればそれで十分だ。

日本の場合はそれ以前の問題である。実際「君が代」が日本国民にどれ程浸透しているのかは知らないが、斉唱を拒否している人間は基本的に「歌えない」のではなく「歌わない」のである。忘れたとかでは無く、意図的にだ。

そこには明確に「君が代」に対する悪意が潜んでいる事は言うまでも無い。ベトナム人のように無関心という訳ですらない。明確に嫌悪しているのである。日本と東南アジアの国歌に対する認識の違いはこの部分では無いだろうか?