公私混同している教職員

更新が滞っている。やはりinunumaaさんがいないとテンションが上がらない(笑)。

今週は多くの学校で卒業式が執り行われたようだ。案の定、国家斉唱問題で揉め事が起きたようである。

ネット右翼である私は、当然のごとく唄わない教師を批判する立場で記事を書いてきた。ただ私は、何も不起立を強行する教員を厳罰に処すべしだ等とまでは思っていない。はっきり言って何故そこまで「君が代」を嫌うのかは良く分からないし、共感も出来ないが、嫌いなものを好きと言わせるような行為は行き過ぎだろう。はっきり言って、教職員としての職務をまっとう出来るのであれば、どれだけサヨクイデオロギーに染まった思想を持っていようが構わない。簡潔に私の意見を言うなら、「嫌いなら嫌いで構わないから、公の場で起立を求められた時位場の空気を読んで起立しろ」となる。

結局の所、不起立を強行する教員は公私混同をしていると言わざるを得ないのである。私は確かにネット右翼だが、その思想信条を表現する場はこのブログ内だけである。仕事は勿論、その他の私生活の場でそのような立場を表に出す事はない。職場においても、仕事仲間がどういう思想の持ち主かなど一切知らないし聞いた事もない。仕事上でごくたまに外国からのお客様にお会いする機会はあるが、アメリカ人だろうが中国人だろうが韓国人だろうが、普通に接するし、勿論相手も普通に挨拶をしてくれている。勿論内心どう思っているかなんて知らないが、少なくともお互いそれを表に出すような事は絶対にしない。

ネット右翼だろうがサヨクだろうが、仕事はビジネスライクにこなすのが当たり前というより常識である。内心で相手を嫌ったりするのは勝手(というよりそんなものを制御出来る訳もない)だが、それを絶対に表に出してはならないのだ。話を戻すが、国家斉唱時の起立は職務命令であり、原則これに従うのは教職員の義務である。職務命令の正当性を疑うのであれば、そのような問題提起を職務遂行以外の場で行えばよい。起立命令に従わない事で職務命令のおかしさを訴えるなんて行為が何の意味も成さない事は、過去の最高裁判決でほぼ証明されている。いい加減そのような幼稚極まりない抵抗を「卒業」すべきだろう。

「日の丸と君が代儀礼の礼儀」
http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20110604/1307288199

>「特に他人の邪魔もせず自分が起立しないだけのことと、あやふやな根拠で日教組に罵詈雑言をぶつけることを比べると、よほど後者こそ無礼に思えるのだが。」

hokke-ookamiさんは教職員の不起立行為を、「特に他人の邪魔もせず自分が起立しないだけ」という程度のものとして捉えておられるようだ。ただ周りがほとんど立っている中、一人座っている教員がいれば嫌でも目立つ。というより、むしろ誰も見ていない(気にもとめない)のであれば、教員の不起立行為が何の意味を成さなくなってしまう(彼らも実際、その姿を子供達に見せて何かを伝えたいとか言っていたし)。ある意味不起立行為は、その教員が卒業式における国家斉唱を「邪魔」する為の意思表示である。hokke-ookamiさんの上記の認識は、「強い意志を持って君が代を拒否してのける立派な教員」の矜持に傷を付けてしまう恐れがあるのでは無いだろうか?いやそれ以前に、当の教員が「他人の邪魔にならない」とか特にこだわりも無いような認識であるなら、それこそ「普通に立って唄う位の事はこなせよ」と突っ込みたくもなる。