慰安婦問題の謎

※書きかけ

[戦時性暴力]池田信夫の捏造
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120812/p1

コメント欄で少しお邪魔させて頂いた。上記エントリーの内容から少しずれるかもしれないが、改めて慰安婦問題の難しさというものを実感したというのが正直な所である。

そもそも、慰安婦問題はどうすれば解決するのだろうか?韓国大統領曰く「心からの謝罪」をすべきであると日本政府に要求しているようではある。頭を下げる事自体はたやすいが、それに心を込めてとなると実に難しい。そもそも当該事件が既に60数年前の出来事であり、どう知識を重ねていっても、我々は当事者にはなれない。彼女達に同情する事は可能であっても、加害者として彼女達の人権を傷つけたなんて意識は持てないのだ。別に旧日本軍のやった事だから現在の日本には何の責任も無いと言っているのでは無く、韓国の要求が「心からの謝罪」である以上、それを果たせるのは当時の日本政府しかいないでは無いかと言いたいのだ。その為、現在の日本政府が何をどう謝ろうが、正直元慰安婦の気が晴れるようには思えないし解決もしないだろう。むしろ、韓国の反日感情は収まるどころか、日本政府の謝罪を既成事実に余計に膨張するのは火を見るより明らかである。

少し前に読んだ記事だが、元慰安婦が韓国外相と会談した際に、「(問題が表面化してから)20年間、何をしていたのか。」と不満をぶつけた上で、一刻も早く解決するよう日本に申し入れるように要求したそうである。はっきり言って、非常に違和感の残る言い分であると言わざるを得ない。問題が表面化した1990年代の時点で、既に戦後50年が経とうとしていた。「20年間何をしていたのか」と韓国政府に問う元慰安婦の方に是非聞いてみたい事がある。

「そう言う貴方は問題が表面化するまでの50年間、何をしていたのか」

何度か過去記事で書いたかも知れないが、個人的に私が慰安婦問題に対して抱いている最大の疑問である。