雑記

「イベント報告ほか」
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120924/p1

当記事につけたブックマークコメントについて、apesnotmonkeysさんより反論を受けた。

>第一に、君は知らないだろうがWWIIの戦後処理は膨大な作業量が必要な事業で、全てを完全にやることはできなかった。

暗に「慰安婦問題」の追及が他の事案よりも優先順位が低かった事を認めているように思えるが、どちらにせよ糾弾の声が数十年遅れた理由としては不十分だろう。

>第二に、これまた君の知らないことだが、部分的にはちゃんと糾弾されていた。

「部分的に糾弾する」という言葉のニュアンスがいまいち分からないが、公娼制を非難する価値観が当時あったのであれば、「日本が公娼制度を利用していた」事を持って部分的と言わずに全面的に糾弾する事が可能だったはずだ。何故そうしなかったのが疑問だと言っているのだ。非難すべき者が生きている内にしっかりと非難せず、直接関与もしていない戦後世代が大半を占める現在の日本に対し非難をぶつけた所で、被害者が浮かばれるのか?という話である。

上記記事でid:Apemanさんは野田首相の物言いを「厚かましい」と評しているが、私に言わせれば「戦後50年経ってから正義面して日本叩き(非難決議等)を行う」ような連中の言動も十分厚かましい。