日韓関係の重要性(?)

「【韓国】 朴大統領、1000年経っても日本を恨み続けることを宣言」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1752730.html

注目したいのは、朴槿恵氏自身が日本に対してどのような印象を持っているのかは未知数であると言う事だ(そんな事は最初から問題では無い)。言い方を変えるなら、誰が大統領になろうが態度が軟化するはずも無い。韓国の反日ナショナリズムに逆らえる政治家など、韓国にそうそういるとも思えないからだ。

演説内容自体は取るに足らない。いつも通り国民に対し「私は反日ですよ」とアピールしているだけで、具体的に何かしてやろうとまで決意がこもっているようにも見えない。そもそもアメリカや中国と違い、韓国は日本に対してそれほど強力な外交カードを有している訳では無い。領土問題は平行線だし、慰安婦問題にしても韓国が喚く分には別段支障は無い。なお韓国の一部の団体が日本製品不買運動を起こしているそうではあるが、韓国市場の規模などアメリカや中国などに比べればたかが知れており、鼻で笑って済ませる事が可能だろう。安全保障面でも、領土問題で中国とは一触即発の緊張が続いているとは言え、韓国は対北朝鮮で忙しいのに、日本と戦争する余裕などあるはずも無い。

勿論日韓関係が改善するに越した事は無いが、仮に日韓で国交が断絶したとしても、日本が存亡の危機に立たされるという程の危機には陥らないと思われる。関係改善に安倍内閣も乗り出しているとは言え、領土問題にせよ歴史問題にせよ、韓国の顔色を無理に伺う必要は無いだろう。この国の病的なまでの反日感情はこの先も拭えそうに無いし、上述の通り関係がこれ以上悪化したところでさほどの脅威にもなるようには思えないからだ。

韓国がいつになったら幼稚な反日ナショナリズムから抜け出せるのかは分からないが、この演説からすると1000年後も変わっていないのかも知れない(笑)。