「ドラクエX」発売決定。オンライン化への不安・・・

国民的RPGゲームである「ドラゴンクエスト」の最新作が発表された。
シリーズ10作目は最近(?)流行りのオンラインゲームになるそうである。

プラットフォームがWiiになる事はある程度予想していたので驚きは無いが、オンラインという点に引っ掛かるユーザは多いようだ。実を言うと、私もこの点が不安である。

ドラクエシリーズと双璧をなすRPGゲームである「ファイナルファンタジー」も、13までのほとんどのシリーズをプレイしているにも関わらず、オンラインである11と14のみ触れていない。今の所この2作品をプレイしようという意欲は沸かない。

やはり私はオンラインゲームに対して魅力を感じていないようである。オンライン化にあたり私が不安を感じる理由を以下のようにまとめてみた。

1、課金システム
  オンラインゲームをプレイした経験が無いので又聞きになるが、この手のゲームは課金制度というものがあるらしい。要するに、ゲームのパッケージの代金を払った後でも、追加で代金を払う必要がある(全てのオンラインゲームがその形式なのかは知らないが)という事らしいのである。しかも、月額定額料金を支払うのはまだしも、例えば新しい武器や防具、それ以外の追加要素を購入する必要もあるそうで、ついつい買いすぎて請求額が多くなるような事もあるそうで、気楽に自由きままにプレイしたい私にとっては、こういうシステムは窮屈であると感じるのである。

2、対ヒューマン
  オンラインゲームの最大の特徴は、ネットワークを通じて他のユーザと共同でゲームをプレイしたりする点にあると思われる。従来のドラクエは一人でプレイするものであったが、オンラインの場合は複数のユーザでパーティを組んでプレイする局面が多くなるのだろう。
例えば、仲間が増えた時にそのキャラが装備している「ゲントの杖」(で良かったっけ?)だけ取り上げて馬車で腐らせたり、一回の戦闘で取得出来る経験値を増やす為、特定のキャラを死なせた状態にしておいたり、ボス戦で主要メンバーを最初馬車に控えさせておき、敵からタコ殴りにされながら8回逃げさせて主要メンバーが常に会心の一撃が出る状態になってから入れ替えるというキャラクターを捨石代わりに使う非道(というより姑息)なプレイをした場合でも、そのキャラが感情を持っていない以上怒られる事は無い。しかしもしこれらのキャラに感情があれば(他ユーザーの操作するキャラ)、間違いなく絶交される事だろう。
勿論上記の例は極論だしドラクエXに当てはまる事例でも無いが、プレイするキャラクターに複数の人間が介在するというプレイスタイルは、色々と窮屈な事になる気がするのである。

オンラインゲームの欠点を指摘しているつもりでは無く、合わない人にはとことん合わないだろうなというのが私の意見になる。総じて、私のようなライトユーザーから見れば、オンラインゲームそのものが敷居の高いもののように思えてしまうのである。
ただそもそも上記の意見が「食わず嫌い」である事は否定しない。実際にプレイして見れば、オンラインゲームの良さもまた見えてくるはずである。

今後追加されるであろう情報によっても左右されるだろうが、基本的には購入したいと考えている。オンラインという壁があるにせよ、公開されたゲーム画面や、鳥山明氏の描いたキャラクターを見た時に胸が熱くなった私は、やはりドラクエマニアなのだろう。

しかしいつ発売になるんだろうか・・・。


なお、以前コメンターとしてお世話になっていたどろさんの
「虹の日記」に、ドラクエに関する記事があり、つい嬉しくなったのでトラックバックさせて頂いた(基本的に政治ネタが中心のブログだが、こういうユーモア溢れる日記がある事もこのブログの魅力の一つだと思う)。
 http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100419/1271687326