雑記

今日は体調が悪く会社を休んで病院に行ったのだが、点滴を受けて血液検査を受けたところ、診療費5,000円が吹っ飛んだ。予想外の出費である。結構痛い。

貧乏サラリーマンである私の生活は、毎月綱渡り状態である。残業時間は毎月40時間位だが、この残業時間が無いと、その月のやり繰りで赤字になる可能性があるのだ(基本給がかなり低い為)。残業の無い月を経験した事が無いので何とも言えないが、残業ゼロで生活を維持するのは正直不可能に近い。

しかし「時間外労働」というのは、本来会社にとっても労働者側にとっても望ましいものでは無い(会社に取っては邪魔な費用であり、労働者に取っては肉体的にも精神的にも苦痛な「労働」である)。残業代ありきで生計を立てるというのは本来間違った発想である。やはり基本給を上げるように努める必要があるのだが、それを上げる為には昇格を果たす必要がある。昇格する為には「成果主義」の人事制度下において具体的に成果を出さなければならない。私はこれが出来ないから、いつまで経っても貧乏サラリーマンのままなのだ。

愚痴っても何も変わらないが・・・。

私は週に一回定例の会議がある。例えば営業マンならば「営業日報」を付けてその日の仕事の実績を上司に報告する。私の今の職場の場合、週単位で会議を開き、その場で一週間の仕事内容を報告するようになっている。勿論報告するだけでなく、その中で改善指示や突っ込みが入る事は多々あるのだが、この会議は非常に間延びしやすい。酷い時は半日位拘束される程で、何故そんなに長いかと言えば、担当者間で議論すべき内容の仕事の話を、この全体会議の場でやっている為である(担当者2人が延々と話しをしているのを、他メンバーが眺めているだけという時間が結構多い)。それが無意味だと言う訳では無いが、効率を考えたら会議に半日は使いすぎであると言える。当然会議中は仕事が進まない訳で、大抵その日は帰りが遅くなる。残業時間が多くなる要因の一つであると言えるだろう。突き詰めて考えてみると、日常業務の中で残業時間を削る方法は意外にあるのでは無いかと感じる事は結構ある。ところが誰もそれを改善しようなどと提起していないのが実情だ。勿論これは想像ではあるが、やはり会社員の多くで、残業を必要悪と感じている者が多いのでは無いだろうか?確かに無駄が省ければそれだけ早く帰れるだろう。しかしそれは残業代が減る事も意味しており、(思いついたとしても)敢えて効率化を提案しないのでは無いか(かくいう私も、本音では残業なんてしたくは無いが、しかし残業がゼロになってしまうと生活が破綻してしまう恐れがあるのだから「残業はしないに越した事はない」までは言えない)。そうだとすると、何とも世知辛い・・・。