雑記

しばらくの間放置してしまっていた。

rekihikoさんより、トラックバック(?)を頂いたが、、、

http://togetter.com/li/673605

>パール判事は原爆投下を口を極めて非難し、無関係な韓国併合にまで渡って日本を擁護しているが、重慶爆撃や三光作戦については避けている。おそらく言及すれば、自分の日本びいきの議論が明らかに破綻してしまうからだろう。

最近思うのだが、この方は本当にあのrekihikoさんなのだろうか?このすさまじいまでの曲解の仕方はもはや論外と言わざるを得ない。

「パール判事が原爆を非難した」これは別に正しいが、いつパール判事が「無関係な韓国併合にまで渡って日本を擁護」などしたのか?三光作戦への論評を避けているというのは、具体的に何を根拠に言っているのか?聞かれてもいない事を何故パール判事が論評しなければならないのか?パール判事が一体何の立場で東京裁判に臨んでいるのかと言う、ごく基本的な事も理解出来ていない。ましてこんな事は何度も説明している。私の話など全く聞いてはいないというのが良く分かるというものだ。

正直面倒ではあるが、何故パール判事が韓国併合に触れたのかを簡単に説明すると、ソ連検事団が東京裁判の場で、裁判の管轄権の範囲外である日露戦争などを挙げた理由に、「東京裁判で裁く事件の歴史的背景に明らかにする為」だと説明していた。その為パール判事が、「歴史的背景」に言及するなら、幕末から話を進めなければならないだろうと主張し、その過程で韓国併合の事柄が挙げられているのだ。ソ連の訴追が無ければ本来触れる事も無かっただろう。またこれも何度も言った事だが、別にパール判事は韓国併合を肯定も否定もしてはいない。「そのような事実があった。当時は合法だった」以上の事は書いていない。

>むしろ氏に意見書の詳細を紹介されればされるほど、パール判事がひどい思想の持ち主であったことが分かる。

上記を踏まえれば、rekihikoさんのパール判事評に一遍の価値も無いという事が良く分かるというものだ。パール判事は別に自身の思想を意見書に書いている訳では無いと言っているのだが、「いやそんな事は無い。パール判事は日本を擁護する為に法や論理を曲げて意見書を書いたのだ。そうに違いない」と信じてやまないらしい。なら好きにすれば良いとしか良いようが無い。

どちらにせよrekihikoさんのパール判事評が酷すぎて、他のツイッター文は全部は読む気にもならなかった。rekihikoさんのパール判事観は、Apemanさんと同等かそれ以下である。これでは反論する気にもならない。