他人事とは思えない

「高齢ニート
http://himasoku.com/archives/51862921.html

以前取り上げた私の弟は現在30代で一応働いてはいるものの、非正規雇用の上収入も非常に少なく、私が生活を補助しなければならない事態がもう10年以上続いているのである。

弟はずっと非正規だった訳では無く、正社員として採用された会社だってあるのだが、人間関係で揉めて辞めてしまう。なおこの10数年で10社以上を転々としているのだ。弟本人に言わせれば「相手が悪い」の一点張りで、自分の態度に問題があるとは全く思ってはいない。(次の就職先が決まるまでの)収入に空きが出た分を負担させられる身としてはたまったものではない。

弟は一応働いてはいるので、仮にこのまま40代になったとしても定義上は「高齢ニート」とはならないだろう。しかし現実問題として、収入が安定しない弟の存在が私に重荷としてのしかかってくる事は避けられない。その意味でこの記事は他人事ではないのだ。

当然母には弟を養う余力など全くないし、むしろ私が母を支えていかなければ成り立たない程だ。せめて弟が本当の意味で独り立ちして、生活の助けにならないまでも自分の生活は自分で維持してくれれば、と切に願う今日この頃である。

そうでなくとも、薄給サラリーマンである私に2人の成人を養えと言われても厳しい。それどころか私が事故で死んだり、病気で働けなくなったら一体どうなるのだろうと、最近は本当に怖くなって来ている。私もいい加減若くは無い。身体にも色々ボロが出てくる年齢になって、改めて私の家庭が綱渡りの状態である事を実感している・・・。